2022/05/17

E資格合格者インタビュー「E資格でAIの原理原則を理解」- エンジニア 片柳さん

E資格, インタビュー

ライター:

E資格合格者インタビュー 片柳さん

IT業界で最新技術の効果検証、PoC企画から実施・評価をして、お客様へ提案をするアーキテクト兼エンジニアとして働く片柳さん。AVILENの「全人類がわかるE資格コース」を修了し、E資格2022#1に合格しました。今回は、E資格に興味を持ったきっかけや、合格にむけて取り組んだことについてインタビューしました! (E資格について知りたい方はこちら

E資格学習前の前提知識

ーーE資格合格おめでとうございます!まずは、片柳様の自己紹介をお願いします。

IT業界でコンセプト検証や新規ビジネスの創出・改革を推進する部署で仕事をしております。具体的には、AIをはじめとする最新技術を活用したソリューションを企画・効果検証し、お客様へご提案をするような仕事です。

ーーそうすると、普段からAI技術には馴染みがあったという感じですか?

会社全体としてはこれからですが、現在所属している部門では先行して注力しているという形です。

ーーE資格コースを受講する前の前提知識はお持ちでしたか?

もともと理学部数学科だったので、あまり数学には抵抗はありませんでした。AI・機械学習については、業務で関わり始めたのが昨年からで、それまでは全く触れてきませんでした。

ーー業務でAIの効果検証する際は、片柳さんも実際にコーディングはしていましたか?

実際に自然言語処理の分野でGPT-2のモデルを事前学習からファインチューニングまで実装した経験があります。

ーーG検定を取得されているかと思いますが、どの時期に取得しましたか?

2021年の7月に取得しました。2021年の4月に現在の部門に異動したので、AIの知識を得るために勉強をしました。

E資格を目指したきっかけ

ーーE資格を受験するに至ったきっかけは何でしたか?

直接的なきっかけは、同じ部門で一緒に仕事をしている同期に誘われたことです。まだまだAIの知識や実装スキルがあるわけではなかったので、多少気後れはしていましたが、いいきっかけだと思い、挑戦を決めました。

ーーJDLA認定プログラムとしてAVILENのE資格コースを選定したポイントは何でしたか?

一緒に受ける同期と相談して決めましたが、「オンライン完結であること」、「高い合格率」、「妥当な価格」の3点がポイントでした。

 

E資格合格に向けた学習の進め方

ーー E資格コースの学習のスケジュール感について教えてください。

受講開始が2021年12月の初めだったので、ほぼ2ヶ月間で修了しなければならない状況でした。年内に修了試験【基礎】とコーディング演習を終わらせて、年明けにプロダクト開発演習と修了試験【深層学習】を終わらせるというスケジュールで学習を進めました。

仕事を終えて一通りの家事・育児が終わった後、23時くらいから2〜3時間ほどを勉強時間に充てました。

ーー年内にコーディング演習を終わらせたとのことですが、1つのコーディング演習にどのくらい時間をかけましたか?

結構時間がかかりました。4時間から7時間くらいだったと思います。

 

ーーE資格の勉強中にモチベーションの浮き沈みはありましたか?

コーディング演習でなかなか解けないときはモチベーションが下がって、解けたら上がってという感じでしたが、基本的に大きく下がることはなかったですね。

ーーコーディング演習が解けないときは、どのように乗り越えていましたか?

WEB検索をしたりゼロからつくるディープラーニングを読み漁ったりしていました。また、誰かと話しながらやると気が紛れて良いので、同期とコードを眺めて相談することもありました。

ーープロダクト開発演習ではBERTによるカテゴリ分類に取り組んだと思いますが、どのくらい時間がかかりましたか?

1週間くらい試行錯誤しながら取り組みました。BERTは業務で触れたことがありましたが、モデル精度の改善はやったことがなかったので、情報収集しながら取り組みました。

ーー修了試験【深層学習】はどのように取り組みましたか?

1回目は落ちてしまったので、問題演習を重ねながら復習をして2回目で合格しました。

ーー修了してからE資格本試験まではどのように過ごしましたか?

修了者限定コンテンツの演習問題をやりながら、苦手な分野は動画講義を見直してノートにまとめました。

ーー今振り返って、やっておいたほうがよかったなということはありますか?

試験対策としてはやることやったかなと思います。
AIを学ぶという面でいうと、コーディング演習をもっと丁寧に1つひとつのコードをイメージに落とせるくらい理解できたらよかったなと考えているので、今後時間があるときに復習しようと思います。

 

E資格合格後の変化

ーーE資格合格後に変化はありましたか?

取得して自信が付いた。幅広くAI分野を勉強したので、サービスや製品を見たときに、どんなタスクに対してどんなアーキテクチャを使っているのかがイメージできるようになりました。

ーー業務で活用できていることはありますか?

AI活用のユースケースを検討するなかで、課題に対して適切なモデルやタスクを選択して話せるようになったと思います。

ーーAI人材の必要性についてどうお考えですか?

AIのニーズが増えていくので、AI人材は企業にとって必要だと思います。AI技術に明るくないことが、DX推進を妨げる要因になることもありますので、AIを作る側も使う側も全員が、AIに関する正しい知識を身に付けていくべきだと思います。

例えば、AIは統計ベースで結果がでてくるので、必ずしもロジックで説明しきれない部分があります。AIを知らないと、そこに漠然とした不安を感じてしまう方も多いと思います。

一方、AIは何でもできるといった万能感が先行している方も多くいます。実際にAIができることを説明すると、「そんなものか」とがっかりされることもあります。ですので、AIに何ができて何ができないのか、どんな効果があるかを正しく理解しておくことは重要だと思います。

ーーE資格やG検定は他の方にもおすすめしますか?

試験を受けるかどうかは別にして、E資格やG検定の内容は勉強しておいたほうがよいと思います。

ーーこれからE資格受験を考えている人にアドバイスはありますか?

これからもAIは普及していくと思うので、新しい技術の波に溺れないようにE資格を勉強するのはとてもおすすめです。一番は、問題を解くことではなく、扱っている技術やモデルの原理原則を理解するところにあると思います。あとは、ひたすら練習問題を解いて復習を繰り返すことが合格への近道になると思いますので、ぜひ頑張ってください!!

ーーありがとうございました!

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