2019/05/11
2020/05/05
【windows10対応】PostgreSQLのインストール方法とpgAdmin4を使った接続方法を丁寧に説明!
PostgreSQLとpgAdmin4とは
PostgreSQLとはDB(データベース)システム本体のことを指します。このシステムを立ち上げれば、コマンドラインからDBを操作するプログラムのSQLを実行して、データを登録したり、削除したり、取り出したりすることができます。
ただ、コマンドラインからDBを操作するのは初学者にとっては少しハードルが高かったりします。そこで今回は、DBにどのようなデータが格納されているかを視覚的に確認しやすくするツールのひとつであるpgAdmin4を利用し、開発環境の構築を行なっていきます。pgAdmin4はwindowsの場合、PostgreSQLをインストールする際に一緒にインストールすることができます。
今回はWIndows10において、PostgreSQLとpgAdmin4のインストールと初期設定についてできるだけわかりやすく解説していきたいと思います。
Macユーザーの方は、MacにおけるPostgreSQLのインストール記事をご参照ください。
PostgreSQLのインストール
まずは、こちらにアクセスし、PostgreSQLのインストーラをダウンロードします。
お使いのPCのビット数に合わせて、最新バージョンの[Download]をクリックします。少しすると、インストーラのダウンロードが始まります。
ダウンロードした.exeファイルを起動するとインストールウィザードが始まります。[Next]を押してインストールの設定を始めましょう。
インストールするディレクトリを指定します。特別な事情がない限りデフォルト設定のままで良いでしょう。
PostgreSQLとpgAdmin4にチェックが入っているのを確認し、[Next]をクリックします。
データベースシステムがデータを保存しておくディレクトリの指定をします。こちらも特別な事情がない限り、デフォルとのままで良いでしょう。
PostgreSQLのシステムにアクセスする時のパスワードです。これを忘れると、DBシステムにアクセスすることができません。忘れるとあとあと厄介なので、設定したパスワードはしっかり覚えておきましょう。
どのポートでDBシステムとクライアント側でデータのやりとりをするかの設定です。慣例的にPostgreSQLは5432番のポートを利用しますので、このまま[Next]をクリックします。
Localeの設定はDefaultで良いでしょう。windowsに設定されているものが引き継がれます。
最後に今までに設定してきたインストールオプションを確認して[Next]をクリックしてください。
インストールの準備が終わりましたので、[Next]を押してインストールを始めてください。
しばらくするとインストールが終わり、下の画面がでてきます。今回は追加でインストールするものはもうないので、[Launch ~]のチェックを外し、[Finish]を押し、インストールを終えてください。
PostgreSQLとpgadmin4の起動
PostgreSQLとpgadmin4の起動と書きましたが、pgadmin4を起動すると、PostgreSQLを起動してくれます。
インストールが正しく終わっていれば、スタートメニューにPostgreSQLフォルダが出現するので、その中にあるpgadmin4をクリックしてください。
pgAdmin4をクリックしても何も起こらなければ、画面右下からpgAdmin4のマークを右クリックして[New pgAdmin4 window]を選択してください。Google chromeがインストールされていればGoogle Chromeで開くことをおすすめします。
起動するブラウザの設定が終わるとpgAdminの画面が表示されます。
ここでパスワードを入力するように求められるので、さきほどPostgreSQLをインストールした際に設定したパスワードを入力してください。
パスワードの入力後、下のような画面になればPostgreSQLとpgAdmin4の連携がうまく行ったことになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これでPostgreSQLの開発環境は整いました。
これからpgAdmin4を使ってSQL文をたくさん書いて、DBエンジニアリングを頑張っていきましょう!!
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