2020/05/19
2020/05/20
北大発AIベンチャー調和技研が3億円調達完了ーIPO視野に成長加速
北海道大学公認のAI(人工知能)ベンチャー企業、調和技研(北海道札幌市)は19日、第三者割当増資による総額約3億円の資金調達を完了したと発表した。スピーディに新事業体制を構築し、新型コロナウイルス感染症の収束後(アフターコロナ)に大きく変化する未来の創造にまい進するとしている。
IPO視野
今回の資金調達は、これまでの取引先を中心とする割当先の技術力や人材リソース、販売チャネル、マーケティング力を融合させ、IPO(新規株式公開)を視野に入れた成長を一段と加速させるのが狙い。
AIベンダーと積極的に資本提携・M&A
具体的には、自社AIエンジンのラインナップ強化や精度改善を進めるほか、収益性の改善や技術力強化に向けて、同業他社のAIベンダーと積極的に資本業務提携やM&A(合併・買収)を実行していく。
ビッグデータ分析などを手掛けるフュージョン(札証アンビシャス上場、証券コード:3977、北海道札幌市)は18日、資本業務提携先で調和技研に追加出資したと発表していた。
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