2020/07/31

2020/09/01

最弱オセロを初めて攻略した天才オセロ高校生。負け方を解説!

インタビュー

ライター:

株式会社AVILENのCTOである吉田拓真氏が開発した「最弱オセロ」。

「わざと負けるように打つオセロAI」として、はじめしゃちょー草彅剛などがYoutubeにもたびたび取り上げ話題となった。
だが、その攻略は極めて難しく、オセロ上級者たちも「どうやっても負けられない」と頭を悩ませるほど。
今回はそんな「最弱オセロ」を初めて攻略した、天才オセロ高校生山崎冬矢さんに話を聞いた。

山崎冬矢五段プロフィール

大阪府在住・高校3年生
日本オセロ連盟 五段
最弱オセロに初めて負けることに成功

戦績
第3回オセロ甲子園優勝
第38期近畿北陸名人戦優勝(全勝)
双子の兄・蛍太さんと共に「天才オセロキッズ」としてメディア出演経験あり

山崎五段と最弱オセロの格闘

――山崎さんのオセロ歴は何年ほどですか?

7年です。もともとパズルやゲームが好きで、小学5年生から本格的にオセロを始めました。

――最弱オセロとの初対戦はいつですか?

確か2年前です。リリースされた直後でした。
Twitterで知り合いの強豪プレイヤーが「このオセロ、どうやっても負けられない!」とツイートしていたのを見て、自分もやってみようと思ったのがきっかけです。

――初めて対戦した時の感想は?

初めのうちは少しやれば負けられるだろう、と思って軽く対戦していました。
しかし、いざ対戦してみると「上手く負けてくるな」といった感じで、とても感心しました。
その後、どうやったら負けられるかを研究して、6回目の対戦でやっと最弱オセロを攻略することができました。

最弱オセロの”負け方”とは?

――6回目の挑戦で最弱オセロを攻略したのは驚異的です。いったいどうやって攻略したのでしょうか?

考え方は勝ちたい場合のオセロと同じで、「相手の手を制限する」、つまり石を置ける場所を少なくするということが大事です。
そのような条件の中で、いかに石を少なく取るか、といった手を考えました。

――攻略の時に苦労したことは何でしょうか?

普通のオセロでは隅を取られると負ける事が多いので、早い段階で打つ「X打ち」が良い手になる事はほとんどありません。
しかし、負けたい場合はそのセオリーが通用しないので、普通のオセロではまず打たない序盤での「X打ち」を意識する必要がありました。

※X打ち:オセロ盤の隅の斜め下に石を置くこと。
相手に簡単に隅を取らせてしまうことになるため、普通のオセロでは無謀な手になることが多い。

普通のオセロではありえないような手を検討しないといけなかった上に、最弱オセロ側もこちらの予測できないような手を打ってくることがあり苦労しました。
最終的に上手く隅や辺を取らせる形に追い込む事が出来て、僅差で負けた記憶があります。

冬矢五段が初めて最弱オセロを勝たせたときの盤面。AIの戦績に「1勝」が刻まれた瞬間だ。

――学習を重ねて最弱オセロはどんどん弱くなっています。再び最弱オセロに勝たせる自信はありますか?

実は最近やってみたんですよ。そうしたら、今度は全然負けられなかったです。
3時間やって、やっと1回負けられるかどうかでした。
既に普通のオセロでも、AIが組み合わせを計算して、人間はAIにほとんど勝てなくなっています。
最弱オセロもやはり「誰も勝たせることができない」オセロAIになっていくんでしょうね。

天才オセロ高校生の冬矢さんのみならず、世界中の強豪オセロプレイヤーが挑む最弱オセロ。
AVILEN社は、密かに最弱オセロを弱体化させているようだ。
興味を持った人は、ページ下部のリンクからプレイしてみてほしい。

最弱オセロリンク:https://avilen.co.jp/service/othello/?weak
最弱オセロの吉田拓真氏。開発の裏側を徹底的に深堀り!:https://ai-trend.jp/business-article/interview/othello-cto-interview/
株式会社AVILEN:https://avilen.co.jp/

(totalcount 6,209 回, dailycount 380回 , overallcount 2,858,317 回)

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