2020/06/25

2024/02/06

G検定に落ちた人、合格した人。勉強法の違いはどこにある?

G検定

ライター:

G検定とは?を知りたい方はこちら

本記事では、G検定に落ちた人の特徴を合格した人と比較してまとめた。
合格者がやっている考え方・テクニック試験本番の受け方などを徹底解説したので、G検定の受験を考える際の参考にしてほしい。

G検定の合格率

G検定の合格率は55〜70%ほど。裏返せば、30~40%の受験者は落とされてしまう。

開催回 受験者数 合格者数 合格率
2021#1 6,062 3,866 63.77%
2021#2 7,450 4,582 61.50%
2021#3 7,399 4,769 64.45%
2022#1 6,760 4,198 62.10%
2022#2 6,398 3,917 61.22%
2022#3 7,502 4,964 66.17%
2023#1 7,150 4,705 65.80%
2023#2 3,052 2,075 67.99%
2023#3 4,518 3,106 68.75%

 

それでは、落ちた人は何が原因だったのだろうか?落ちた人・合格した人の体験談から、合格するためのコツを独自にまとめた。

G検定に落ちた人の特徴

まずはG検定に落ちた人、不合格だった人の特徴をまとめた。該当する項目がある人は改善することで、合格に近づくだろう。

勉強時間の不足

まず、試験日までに十分な勉強時間が必要となる。G検定は実装スキルまでは問われないが、強化学習・学習率など機械学習・人工知能に関する幅広い知識と教養が必要だ。付け焼き刃の知識では太刀打ちできない。

では、合格するには何時間勉強すればいいのか、という点が気になるところ。対策に関する詳細は以下の記事を参照してほしい。
G検定とは?試験内容やおすすめの勉強法を解説

また、AVILENの講座を受講した三木さんの場合、1日2~3時間、週4日くらいのペースで勉強を続け、1ヶ月で40時間程度の勉強量を確保したそうだ。

前提知識などの個人差はあるが、総量としては30~50時間程度だ。余裕を持ちたいなら、受験の1~2か月前から、1日1時間程度の学習時間を確保できるようにしておくのが望ましい。

本番の時間不足

G検定は制限時間が非常に厳しい。2時間で約220問なので、1分に2問のペースで解いていかなければ間に合わない。そのため1問1問に時間をかけている余裕はない。わからなかったら適当な選択肢にチェックをつけておき、あとで時間があれば戻ってくるといった要領の良さが求められる。

検索への準備不足

G検定はオンライン受験のため、テキストの参照や検索が可能である。それゆえ、本番に調べればなんとかなるだろうと事前準備をおろそかにしてしまう受験者も少なくない。

しかし、約220問という問題数に対して試験時間が2時間しかないため、1つ1つ調べていては間に合わない。「調べられるからいいや」などと考えていると、全く問題が解けずに試験が終わってしまう。

G検定に合格した人の特徴

次にG検定に合格する人が使った受験テクニックについてまとめた。

勉強時間の確保:複数のテキストを活用して勉強

まず当然ながら、合格した人はしっかり勉強時間を確保できている。その中で、複数のテキストを活用すると、より合格しやすくなる。具体的には、あるテキストの難しい箇所につまづきそうになったら、別の本を参照する、といったやり方だ。
一冊の本をとことん利用するのも良いが、完全に理解できなかったからといって落ち込む必要はない。複数のテキストを使い倒して効率的に学習を進めよう。

時事問題対策:ニュースで最新動向もチェック


G検定では、テキストの内容以外にも、AI技術や深層学習に関連した最新動向に関する問題が出される。
AIに関する最新動向を学ぶには、AI白書がオススメだ。毎年発行されていて、その年のAI関連の動向がまとめられている。
また、本で対策するだけでなく、日頃からニュースも追っておくようにしたい。

要領よく問題を解く:「チェック機能」の活用

本番の問題画面には、問題にチェックをつけておく機能が存在し、これを上手く使うことで要領よく問題を捌いていくことができる。分からない問題や不安な問題にチェックをつけておいて、後から確認するのがオススメだ。

試験中の検索準備:カンペ作成

G検定ではテキストを見たり、Googleで検索したりすることが可能だ。合格した人はそのための事前準備がしっかりしている。具体的には、以下のようなものだ。

  • テキストで覚え切れていない部分、出題されそうな部分に付箋をつけておく
  • 対策本をKindle形式で購入して検索機能を使う
  • 自分でカンニングペーパーを作成しておく

カンニングペーパーの例として、1週間で独学で合格したAVILENのライターが作ったものを挙げる。後から見返して分かりやすくなるように作るのがコツだ。

オススメのG検定対策方法

G検定の試験対策には、テキストや問題集といった対策本が多数出版されている。また、講座・セミナー模擬試験なども多数販売・公開されている。

以下の記事で、人気の高い講座の比較やオススメ問題集の紹介など、試験対策に役立つコンテンツを徹底解説しているので、自分に合った学習方法を見つけて、試験日までにしっかり準備してほしい。

G検定の他の記事一覧

(totalcount 28,700 回, dailycount 14回 , overallcount 16,640,689 回)

ライター:

G検定

single-banner

COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
*は必須項目です。




CAPTCHA