2020/06/06
2024/12/20
【2023年版】コスパ重視のG検定対策!おすすめの本・講座・教材を一挙紹介!

G検定とは?を知りたい方はこちら
G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する資格試験で、ディープラーニングの基礎知識と、適切に事業活用する能力を検定する。
本記事では、そんなG検定の対策に役立つ方法を紹介する。
おすすめ対策本
受験を考えたときにまず思い浮かぶのが、対策書籍の購入だろう。
今回はJDLAの推薦図書を中心に、受験者からの支持が大きいものをピックアップした。
ディープラーニングG検定公式テキスト第2版
- 面白かったです。Kindle版で検索が出来るのは試験時に有効かも。
- これ一冊で、2021#2のG検定に合格しました。
G検定の公式テキストだ。G検定に完全準拠しており、各章末には練習問題つき。説明は簡潔で、コンパクトにまとまっているので、全体像を掴むのに良いだろう。まずはこの本を軸に、知識を増やしていくのが最善だ。ただし一度で全てを理解するのは難しいので、以下に挙げる他の書籍との併用がオススメだ。
※注)最近のG検定では、公式テキストに載っていない範囲の問題も多数出題されている。
そのため、公式テキストの内容は早い段階で完璧に押さえて、他の書籍などで知識を広げていこう。
最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集
- この問題集が一番クオリティが高かったです。問題は実際の試験問題に近く、出題範囲もしっかり網羅されていると感じました。解説もどの書籍よりも丁寧です。
- 試験の苦手な私にとって問題集形式の本を探していました。解答が詳しく説明されているのが良い点です。
- 問題集と書いてありますが、基礎的な説明もまとまっているので、これ1冊だけでも対策になるのではないかというボリュームです。
- 単に問題を解くだけではなく、周辺知識の学習も進められる。各章末の単語まとめの使いやすい
AI技術の開発・導入を通じて多数の企業課題の解決を実現し、E資格で圧倒的な合格実績を誇る株式会社AVILENが作成した問題集。G検定受験者の間では「赤本」と言われており、累計販売部数1万部を突破。2020年7月試験で傾向が変わった最新のG検定を分析し、重要な箇所を網羅している。解説だけで170ページ以上のボリュームがあり、機械学習や深層学習の仕組みをしっかり理解できる。
各章に用語解説も記載されており、一冊で試験範囲を網羅したい人におすすめの1冊だ。
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
- 断片的な記事による知識しかなかったので、今回読んで、多くを学べました。また、説明がとてもわかりやすかったです。
- 非常に細かいところまで記述されており、最近の動向や過去の重要な事例を知ることができるという点で素晴らしい一冊です。
- 本書はわかりやすさと冷静さを兼ね備えた良著となっている。
- もし時間が許すのなら、テキストや問題集での試験勉強を始める前に、あらかじめこの本を読んでおくと、それ以降の理解がぐっと速くなるかも知れません。
AIについて全く知らない人でも、AIの概要が理解できる本だ。AIの世界的なトップランナーであり、JDLA理事長を務める松尾豊氏が執筆している。これまで人工知能研究が経てきた歴史的な試行錯誤を丁寧にたどり、「いま人工知能ができること、できないこと、これからできるようになること」を解説している。
読みやすく、分量もコンパクトなので、学び始めの一冊目としては最適だ。特に、AIが何なのかよく分かっていない人はまずこれを読むと良いだろう。
AI白書2020
- 非常に細かいところまで記述されており、最近の動向や過去の重要な事例を知ることができるという点で素晴らしい一冊です。
- かなり詳細に書かれている裏返しとして、全体を俯瞰する様な記述は少ないです。
国内・海外の人工知能の最新動向がすべてわかるAI白書の2020年版。毎年発行されていて、その年のAI関連の動向がまとめられている。時事問題対策に役立つ。分量はかなり多いので、電子書籍での購入がオススメだ。
徹底攻略ディープラーニングG検定問題集第2版(徹底攻略シリーズ)
- 同じ問題が結構出ました(2019年第一回試験で)
- 感覚的には試験の3~4割くらいはカバーしていたように思います。
- この黒い本をやらないと解けなかったであろう問題も多数あったので、この本は必須だと思います。
受験者の間で「黒本」と言われる有名な問題集。出題傾向を徹底分析した模擬問題を収録している。ここから本番で全く同じ問題が出題されたとの声も多い。公式テキストでは触れていない出題範囲もカバーしており、非常にお得な一冊である。
※注)このテキストには間違いが複数ある。出版社の公式サイトで公開されている正誤表でチェックしよう。
これ以外の本はJDLAの公式サイトで確認することができる。数多くの書籍が掲載されているので、目的に応じて活用してほしい。
おすすめ対策講座
次に、試験対策講座を紹介する。AIや機械学習について初学者で、独学が難しい場合に、対策講座の受講がオススメだ。オンラインであれば自宅で手軽に受講できる。また、独自の演習問題が付属する講座も多い。
代表的なG検定対策講座を下の表にまとめた。
事業者名・講座名 | 費用(税込価格) | 講義時間 | 演習問題 | ポイント |
株式会社AVILEN 全人類がわかるG検定対策講座 |
¥29,700 | 13時間 | 約600問 | 経験豊富なデータサイエンティスト講師が解説。 |
スキルアップAI株式会社 AIジェネラリスト基礎講座 |
¥110,000 | 13時間 | G検定対策アプリ(¥980/月) |
無料トライアル版 |
資格スクエア G検定対策講座 |
¥66,000 | 17時間 | (記載なし) | 日本ディープラーニング協会の有職者会員である浅川伸一が講師 |
アガルート G検定対策講座 |
¥65,780~108,680 | 25時間 | 250問 | 東大卒理学博士のヤン博士が指導 |
株式会社VOST 実践的に学べるG検定対策講座 |
¥44,000~52,800 |
5時間 | 100問 | 実務で使えるスキル習得にも特化 |
全人類がわかるG検定対策コース – 株式会社AVILEN
こちらはAVILENが主催するG検定の対策講座だ。こちらの一番の特徴は、他の講座に比べて受講料が半額以下で済むことである。
WEB演習問題約600問と豊富に用意されており、知識のインプットと問題演習の両方をコスパ良く実施できる講座になっている。
AIジェネラリスト基礎講座 – スキルアップAI株式会社
こちらはスキルアップAIが主催する講座だ。この講座は、他の講座のようにオンラインを主体とするだけでなく、対面やライブ配信によるリアルタイム授業を行うことを特長としている。また、ただG検定の対策を行うだけでなく、AIをビジネスや自社に適用する際に必要な知識など、実務ベースで役に立つ知識を提供してくれる。
G検定対策講座 – 資格スクエア
JDLA有識者会員である浅川伸一教授によって作られている。JDLAが公式に出版しているテキストを利用してオンライン講座を作成しているため、別途テキストを購入する必要がないというのが特徴だ。
文系・AI初学者向けに講座を大きく刷新したため、これからAIの分野に入ろうという文系の方におすすめの講座だ。
G検定対策講座 – アガルート
こちらはアガルートが提供している対策講座だ。本講座は東京大学理学博士のヤン博士が担当しているのが特長で、G検定対策講座には珍しく、講師に直接質問できるサポートオプションも用意されている。
G検定対策ディープラーニング講座 – 株式会社VOST
こちらはAI研究所が提供している講座である。こちらの講座の特徴は、講師にリアルタイムで質問出来る上に、午前午後の2部に分けて、1日で学習することが出来る点である。また、オンライン環境やパソコンに不安がある際は、必要な機器の貸し出しも行っている。
その他の動画コンテンツ
AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)
世界最大級のオンライン講座プラットフォーム「Coursera」で60万人以上の受講者を誇る人気コースに、JDLA制作、松尾豊講師の日本向けコンテンツを加えた特別コース。
受講は無料。Coursera発行の修了証を取得する場合は有償(49ドル)。この修了証をG検定申込時に提示すると、G検定の試験費用が30%引きになる。
AI For Everyoneに関する詳細はこちら:https://www.jdla.org/news/20210506001/
G検定実践トレーニング
650題以上の例題からなるG検定対策のオンライン問題集。(法人クーポンのみ、税込3,300円、購入後60日間有効)
ディープラーニングG検定 対策講座
JDLA有識者会員でもある巣籠悠輔氏による全8回の講義。
遊びながら本格的に学習できるAIカルタ
豊富な解説とイラストで AI ( 人工知能 ) の基礎知識を楽しく遊びながら学習できるカルタ。税込2,860円。
模擬試験
G検定の特徴は、120分で約160問という厳しい時間設定だ。模擬試験で実際の問題形式に慣れておくのが良い。
Study-AIのホームページでは、G検定の模擬テストが無料公開されている。時事問題も扱われている他、同じ問題がそのまま本番に出題されたという声もあるので、ぜひ一度やっておくべきだろう。
合格者体験談
公式からの情報や書籍、講座の他にも、G検定合格者が個人で有益な情報を発信していることも多い。
AVILENのG検定合格体験談
当サイトのライター・中島史翔が、実際にG検定を受験した際に行った対策方法を公開している。
独学による1週間の対策ということで、効率よく合格ラインを超えるのに役立つはずだ。
また、AVILENのG検定対策講座を受講して合格した三木さんへのインタビューも公開中だ。
「今の知識でE資格の対策講座についていけるのかが不安だった」と語る三木さんは、オンライン講座と問題演習を上手く組み合わせてG検定合格を掴み取った。E資格の受験を考えている人にもおすすめの体験談だ。
その他のブログ・受験記など
G検定を実際に受験した人が、試験の様子や実際に行った対策方法などを語る記事は非常に多い。情報を選んでうまく活用してほしい。
例えばこのページには、ネット上に存在する記事のうち、G検定対策に使えるものがまとめられている。余力がある人や、ピンポイントで対策がしたい人は見てみると良いだろう。
合格者が書いた書籍
実際にG検定を受験した人が執筆しているKindle本だ。
YouTube
YouTube上にも、G検定の対策に役立つ動画が多数存在する。
予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」
学生向けに理系科目の解説動画などを多数配信しているチャンネル。G検定対策で必要な最低限の数学の知識・概念を理解することができる。
松尾豊氏の講演動画
AIの世界的なトップランナーであり、JDLA理事長を務める松尾豊氏による講演の動画。人工知能の最新動向、特にディープラーニングを取り巻く状況について述べられている。
数学分野の対策
ディープラーニングの理解にはある程度数学の知識が必要だ。レベルとしては高校〜大学一般教養レベルの数学だが、文系出身の人や数学が苦手な人は不安に感じるかもしれない。
しかし、自分に必要な内容を効率よく勉強していけば、不安な人も大丈夫だ。以下の記事では、G検定に必要な数学のレベルや、具体的な数学対策を紹介している。

まとめ
ここまで、G検定の対策に使える様々なコンテンツを紹介した。各自のニーズに応じて活用してほしい。
ちなみに、JDLA公式サイトでも、新型コロナ流行に伴ってお得に提供されている学習コンテンツが紹介されている。最新情報が随時更新されるので、定期的にチェックするのがおすすめだ。
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