2016/10/24
2020/05/04
Rで箱ひげ図を描く(プロットする)方法【boxplot】
R言語では箱ひげ図を簡単に描く関数が用意されています。それが、”boxplot()”関数です。今回は、このboxplot関数を使って、箱ひげ図をRで描く方法を紹介していきます。箱ひげ図がそもそもなにかわからない方は、こちらで箱ひげ図の入門が出来ます。⇨そもそも箱ひげ図ってなんだっけ?
また、R言語について、さらに学びたい方はR言語入門をご覧ください。
関数boxplot()の使い方
xという変数にベクトルデータを入れて、箱ひげ図としてプロットしてみます。データを作成して、boxplot関数に引数として入れてあげればOKです。
x<-c(2,3,5,6,8,10,11,15,17,20,28,29,33,34,45,46,49,61) #データの作成
boxplot(x) #箱ひげ図のプロット
するとこのような図が描けます。
ラベル名・色付きの箱ひげ図
この図では、色も軸に名前(ラベル)もなくてさみしいので、色とラベルをつけてあげると以下のようなプログラムになります。今回は、ラベル名をx軸、y軸として、箱の色を青で塗りつぶすことにしました。
boxplot(x,xlab=”x軸”,ylab=”y軸”,col=”blue”) #青い箱ひげ図をプロット
複数個の箱ひげ図を並べる
また、箱ひげ図をいくつも並べて描き、互いに比較しやすくする、というのも出来ます。ここでは3つ(x,y,z)並べて描いて見ます。boxplotの引数に3つのデータを入れてあげることで、描くことが出来ます。
x <- c(2,3,5,6,8,10,11,15,17,20,28,29,33,34,45,46,49,61)
y <- c(3,4,34,35,38,39,45,60,61,69,80,130)
z <- c(4,40,41,46,57,64,77,76,79,78,99,153)
boxplot(x,y,z,col=”red”) #赤い3列の箱ひげ図をプロット
プログラムを実行すると、以下のように3つ並んで描かれます。
※○は外れ値。\(X_{0.25} – 1.5(X_{0.75}-X_{0.25})\)~\(X_{0.25} + 1.5(X_{0.75}-X_{0.25})\)の範囲外の値。
R言語について、さらに学びたい方はR言語入門をご覧ください。
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