2020/03/15
2020/04/18
AIがプロ野球ピッチャーの配球を予測、日テレ系放送に実装、データスタジアム開発
データスタジアムは人工知能(AI)を活用し、投手の失点抑制に最適な球種・コースを算出するモデルを開発。日テレ系地上波の巨人主催20試合で活用へ。AIが1球単位の膨大な試合データ(過去16年、402万投球分)を機械学習し「投手にとってポジティブな結果を生む確率が最も高い球種とコース」を予測。
モデル開発ー巨人主催20試合で実施へ
データスタジアム(東京都港区)は、人工知能(AI)技術を活用し、野球の投手が失点を抑えるために最も適切な球種とコースをリアルタイムで算出するモデルを開発した。今シーズン、日本テレビ系列の地上波で中継される巨人主催20試合で実施する企画「AIキャッチャー」で活用する。
今回開発したAIは、1球単位の膨大な試合データ(過去16年、402万投球分)を機械学習させることで、試合状況と投手の持ち球を考慮した「投手にとってポジティブな結果を生む確率が最も高い球種とコース」を予測する。
実際の試合中は、得点と進塁の状況のほか、投手対打者の過去対戦成績などをリアルタイムに参照し、投手の持ち球を考慮した上で1球ごとに失点抑止のために最適な球種とコースを約1.5秒で予測するという。同社は試合中のAI運用など全面的に支援する。
Jリーグやプロ野球、ラグビーのチーム・クラブ向けにソリューション提供
データスタジアムは2001年設立。主にサッカーのJリーグやプロ野球、ラグビーの国内最高峰、トップリーグどのデータを取得、蓄積、分析し、スポーツ団体やチーム、クラブ、選手向けに戦力強化や戦術向上のためのソリューションを提供している。
(totalcount 2,383 回, dailycount 2回 , overallcount 16,640,726 回)
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