2020/05/12
2020/05/18
AIが新商圏解析、苦境の飲食店など支援ー実証・チラシ投函で売上増
位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform(LAP、ロケーションエーアイプラットフォーム)を開発・提供するクロスロケーションズ(東京都渋谷区)は12日、「LAP」を2カ月間、無償提供すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立つ地域の飲食店などを支援するのが目的。
周辺10カ所で解析、高い来訪率エリアを可視化
店舗の周辺10カ所で、特定の店舗や場所へ訪れている人の割合が多い優良エリアや、来訪率が高いと推計されるエリアをAIが解析して可視化。テイクアウトやデリバリーをプロモーションするエリアを抽出する。
AIが解析・可視化ー高来訪率と推計のエリア
これに先立ち、クロスロケーションズは同志社大学院総合政策科学研究科の柿本昭人教授研究室と合同で、京都市内の飲食店「酒場トやさい イソスタンド」の新商圏を解析する実証実験を実施。テイクアウト・デリバリーサービスの利用が見込まれる町・丁目を「LAP」が解析し、新たなエリアにポスティング活動を行ったところ、テイクアウト・デリバリーサービスの開始前と比べて売上が伸びたという。
クロスロケーションズは今年3月3連休の都内花見スポットの人出に関する調査なども発表している。
(totalcount 714 回, dailycount 1回 , overallcount 16,573,475 回)
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