2020/05/13
2020/05/14
顔認証AI「FaceMe」を台湾警察当局が採用ー身元確認で活用
台湾の内政部警政署(日本の警察庁に相当)は、台湾のCyberLink(訊連科技、サイバーリンク)が開発したAI顔認証エンジン「FaceMe」と車両向けの「AIナンバープレート識別」ソリューションを採用した。CyberLinkの日本支社、サイバーリンク(東京都港区)が発表した。
警察官がスマホなどからサーバに送信
「FaceMe」は、身元確認や行方不明者などの捜索に活用できるAI顔認証エンジンで、認識率99.70%。パトロール中の警察官がスマートフォンのカメラやボディカムなどのエッジデバイスを使って人間の顔の特徴を検出。サーバーに送信してデータベースと比較して身元確認を行う。
犯罪・盗難記録と比較ー車両ナンバー認識AI
車両向け「AI ナンバープレート識別」ソリューションは、パトカーのドライブレコーダーがとらえた映像内のナンバープレートをすばやくスキャンして認識。データベース内の犯罪・盗難記録のナンバープレートと比較し、結果を即時にパトカーの監視画面に表示する。実用試験とシステム最適化を経て、雨の日や夜間の視界の悪い場所でも 99.70%の認識率が維持できるという。
(totalcount 1,066 回, dailycount 1回 , overallcount 16,640,698 回)
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