2020/05/18

米シンメトリーが米エヌビディアとマイクロソフト2社の支援プログラムの対象に

AIサービス紹介

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デジタルツインの研究開発を手掛ける米シンメトリー(Symmetry Dimensions、デラウェア州)は日本時間18日、米エヌビディア(NVIDIA、カリフォルニア州)と米マイクロソフト(ワシントン州)の2社から、それぞれスタートアップ支援プログラムの対象として認定、採択されたと発表した。NVIDIAからは「NVIDIA Inception Program」、マイクロソフトからは「Microsoft for Startups」に認定。

NVIDIA Inception Program

シンメトリーは「NVIDIA Inception Program」に認定されたことで、エヌビディアの最新画像処理半導体(GPU)ハードウェアの利⽤や、エヌビディアの技術⽀援などを受けられる。人工知能(AI)による点群データの精緻化やビジュアライズ、2D画像の超解像処理、⼈⼯衛星・ドローン・LiDAR(ライダー、光による検知と測距)データ解析による更新性の向上など、デジタルツイン開発のスピードアップと実⽤化を⽬指す。

Microsoft for Startups

一方、「Microsoft for Startups」への採択によって、シンメトリーは、マイクロソフトが提供するパブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」との連携によるAR(拡張現実)クラウド技術の活⽤、AI技術による分析予測といったサービス開発を進める予定。

現実世界とデジタルを「シンメトリー」に

シンメトリーによると、同社はXR(エックスリアリティ/クロスリアリティ)と呼ばれるVR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)の研究開発を専⾨に⾏う企業。建築、⼟⽊業務におけるコミュニケーションの最適化や、現実世界の静的・動的な事象をデジタルで再現。仮想空間内でのシミュレーションを可能にする「デジタルツイン」の構築や、それらのデータに誰もが簡単にアクセスできるインフラストラクチャーを提供している。

 

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