2017/11/06
2020/05/04
R言語で変数を削除(初期化)する方法
Rでは特別に変数を宣言しなくても、代入によって自動的に変数が定義されます。非常に便利である一方、誤って変数を定義してしまいがちです。今回はそんな時に使える、変数の削除法をご紹介します。
※R言語入門のトップページはこちら
rm()関数で変数を削除する
変数の削除はrm()関数を用います。削除したい変数をカッコ内に入れましょう。例えば次のように使います。
プログラム
a = “Hello”
rm(a)
これで一度生成したaという変数が削除されました。
プログラム
>a
エラー: オブジェクト ‘a’ がありません
また、次のように複数の引数を()内に入れることによって、同時にたくさんの変数を削除することも可能です。
プログラム
a = “Hello”
b = “World”
rm(a,b)
最後に、rm()関数の名前の由来ですが、英語のremoveという単語から来ています。これは、取り除くという意味の動詞です。
※R言語入門のトップページはこちら
(totalcount 31,082 回, dailycount 87回 , overallcount 16,630,877 回)
Recommended