2020/04/27
2020/05/04
ソフト自動テストAIの運営会社TRIDENTが5000万円調達ー「Magic Pod」の改善目指す

人工知能(AI)技術を活用してソフトウェアテストを自動化するクラウドサービス「Magic Pod(マジックポッド)」を開発・運営するTRIDENT(トライデント、東京都中央区)は第三者割当増資で総額約5000万円を調達したと発表した。さらに「Magic Pod」の改善を進め、より多くのユーザーにより優れたサービスを提供を目指す。「Magic Pod」は、LINEやGunosyなどが利用しているという。
目次
インキュベイトファンド、ベリサーブから調達
割当先は、創業前後のシードステージ企業に特化したベンチャーキャピタル、インキュベイトファンド(東京都港区)と、第三者検証による品質向上サービスを提供するベリサーブ(東京都千代田区)。
「Magic Pod」は、コンピュータで画面を自動操作することでテスト作業を効率的に行う「テスト自動化」のウェブサービス。デスクトップのウェブサイト、モバイルアプリ両方のテストを1つの製品で自動化できる。
「テスト自動化」の諸問題解決ーAIが自動処理してテスト継続
「テスト自動化」には、テスト対象のシステムをどう操作するかの手順「テストスクリプト」を作成する必要があるが、「Magic Pod」は、ディープラーニングをはじめAI技術を駆使して、「テストスクリプト」の作成には手間がかかり、編集が難しいといった諸課題を解決。テスト対象アプリの画面構成が変更された場合でも、AIが自動的に「テストスクリプト」を修復してテストを継続するという。
「テスト自動化おまかせプラン」提供へー「Magic Pod」使い設計、実装、環境構築、運用まで一気通貫
TRIDENTは、ベリサーブと協業して、「Magic Pod」を使ったテストシナリオ設計・自動化スクリプト実装から環境構築・運用までを一気通貫で受託するサービス「テスト自動化おまかせプラン」を提供する。
サービスを提供する現場と「Magic Pod」の開発エンジニアが連携し、実装や運用の過程で出たフィードバックを素早く製品に反映することにより、より柔軟で顧客満足度の高いソリューションの提供が可能になったとしている。
総額400億円超を運用ーインキュベイトファンド
インキュベイトファンドは創業来総額400億円以上の資金を運用して関連ファンドを通じて300社以上のスタートアップへの投資活動を展開している。
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