2020/08/21
【独占】ITエンジニアがAI技術習得の気運、AI・深層学習の講座に注力-FusionOne崔代表
IT技術者の育成など手掛けるFusionOneの代表取締役、崔 光護(チェ ガンホ)氏はAVILEN AI Trendの取材に応じ、中小のIT企業で働くエンジニアなどが人工知能(AI)技術を習得しようとする気運が高まっているとの認識を示した。
崔氏はその上で、従来から主に法人向けに提供してきたITエンジニア向けプログラミング言語のJavaやPHPの講座に加え、新たに法人・個人をターゲットとするAI、ディープラーニング(深層学習)の講座・セミナーに注力する考えを明らかにした。
目次
これまでは主に法人向けのJavaやPHPの講座
崔氏の主な発言は次の通り。
FusionOneは約14年前から教育事業を行っています。
もともとPHP、Javaの法人研修が約8割です。残り2割は1日セミナーです。
最初はJavaとPHPを法人研修をメインでやっていました。今回、人工知能(AI)にも力を入れようと思っています。
――AI関連の講座を増やす背景は?
名古屋や大阪などに行く機会があるのですが、AIの案件が出始めているのです。お客さまはJavaやPHPの技術者を抱えている会社が多いのですが、その(AI)技術のスキルアップ、スキルチェンジをしければならないところが多いです。
チャンスだと思い前向きに考える-全講座オンラインに
――新型コロナウイルス感染症の影響は?
もちろん影響は受けています。良い意味、悪い意味があるのですが、ほぼ研修に関しては、今の現時点では影響は受けていません。
もちろん、4月から、通学でやる予定だった講座が、今ではオンラインに全部切り替わっています。逆に、これがチャンスかなと思って前向きな考え方を持っています。
法人研修も問題なし
――法人研修も、オンラインでうまく対応できていると?
そうですね。今は全く問題ないです。
おそらくチャンス-コロナ禍でのAI投資
――「コロナ禍」を受けて、企業のAI関連予算の増減をどう見ますか?
ちょっと話を聞いていますと、やっぱり私たちが取り引きしている企業さまは中小企業が多のですが、今回のコロナで、それがどうなるのかは、まだ分からないみたいです。
ただ、おそらく、今は逆にチャンスだと思います。今、投資しておけば、もちろん売り上げ的には若干落ちるかもしれませんが、来年ぐらいには、もうちょっと活発になるかなと思います。
崔 光護(チェ・ガンホ)氏
株式会社FusionOne
代表取締役
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