2020/05/11

JDLA、8月の「E資格」試験を中止ー新型コロナで

AI人材関連

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日本ディープラーニング協会(JDLA)は11日、 8月29日(土)に各地試験会場で予定していたディープラーニング(深層学習)を実装する人材(エンジニア)向けの「E資格」試験を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大などを踏まえた措置。次回の「E資格」試験は21年2月19日(金)、20日(土)の予定。

受験資格延長、条件付き次回受験料半額

8月の「E資格」試験の中止に伴い、①2021年第1回~23年第1回の「E資格」の受験資格を延長して「試験日の過去2年半(2年と180日)以内」にする、②20年8月28日までに認定プログラムの受講を修了した者を対象に、次回21年2月の受験料を半額にするーーとの措置を講じる。

さらに、「#今こそ学ぼう」のコンテンツ拡充やセミナーなど学習をサポートする方針で、決まり次第、JDLA公式ウェブサイトやconnpassで公表する。

JDLAは機械学習の一手法であるディープラーニング技術の産業活用を促す一般財団法人。今回中止になった「E資格」は、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有することを認定する資格試験。受験資格は、試験日の前2年以内に高等教育機関や民間事業者が提供している「JDLA認定プログラム」を修了していることが条件になる。

「学習に向かう絶好のチャンス」とJDLA理事長

一方、「E資格」試験の中止に先立ち、JDLAは4月24日、ディープラーニングを事業活用する人材(ジェネラリスト)向け「G検定」(オンライン)試験について、7月4日(土)に受験料を半額にして実施すると発表していた。

JDLAの松尾豊理事長は、①新型コロナウィルス感染拡大のため多くの国民の在宅時間が長期化している、②こんな時こそ学習に向かう絶好のチャンス、③ディープラーニング(深層学習)を学習することで、人工知能(AI)人材として自身の市場価値が飛躍的に高まることを認識してほしいーーと指摘。「コロナによる不安を学習で払拭するためにも7月4日実施のG検定受験料を半額にし、皆さんの学習をサポートしたい」とコメントしている。

AIエンジニアは全員「E資格」取得をー岡田事務局長

このほか、JDLA理事の岡田隆太朗事務局長はAVILEN AI Trendのインタビューで、「日本ではビジネスマンを文系、理系というふうに分けて言うことがありますが、文系理系問わず、まず全国民にG検定を取ってほしいと考えています。そして、AIエンジニアでのキャリアを考えている方は全員E資格も取ってほしいですね」と話している。

「G検定」「E資格」の累計合格者2万人超

JDLAが3月14日に実施した「G検定」試験では4198人が合格しており、「E資格」を加えた累計合格者は2万381人と、JDLAの設立から3年目にしてディープラーニング技術を活用・実装する人材が2万人を突破した。内訳は「G検定」が1万8721人、「E資格」は1660人。

3月の「G検定」の業種・職種別の合格者割合(複数回答)は「情報処理・提供サービス業」(25%)、「ソフトウエア業」(21%)、「製造業」(15%)、「運輸・通信業」(6.4%)、「大学生」(5.1%)、「大学院生」(3.6%)の順で、無回答は3.9%。年代別では20代(35%)、30代(31%)、40代(23%)の順。

 

 

 

 

 

 

 

(totalcount 131 回, dailycount 7回 , overallcount 1,906,427 回)

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