2020/03/19
2020/04/18
シグネイト、新型コロナ患者の実態分析PJ開始ーデータサイエンティストの有志募る
国内の患者関連のデータセット構築と感染患者の実態を分析するプロジェクト「COVID-19チャレンジ」を19日スタート。プラットフォーム「SIGNATE(シグネイト)」の登録データサイエンティスト約3万人から有志を募る。国内で患者ゼロになるまで継続する。営利・非営利問わず成果を公開へ。
データサイエンティスト3万人から募集
人工知能(AI)開発の人材ネットワーク「SINGATE(シグネイト)」を運営するSIGNATE(シグネイト、東京・千代田)は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、国内の感染患者関連のデータセット構築と感染実態を分析するプロジェクトを開始した。感染対策や治療方針策定などの支援が狙い。
プロジェクト「シグネイト」に登録している約3万人のデータサイエンティストから、プロジェクト「COVID-19チャレンジ」への有志を募る。日本国内で患者がゼロになるまで継続する。プロジェクトの成果は営利・非営利を問わず自由に利用可能なライセンス形態で公開予定。
マンリーダブルでなくデータ分析不可能―今の感染関連情報
シグネイトは、日本国内の新型コロナウイルス関連の情報について、現時点では、①国や自治体などで配信方針が不統一、②テキスト形式、PDF形式、画像形式などの非構造データが多い、③マシンリーダブルでなくデータ分析不可能ーーと説明。このため、各患者の感染背景や症状など「詳細情報を網羅的に収集し、データ分析が可能な状態で共有することは今後の感染対策や治療方針の策定に有用」だとしている。
(totalcount 692 回, dailycount 1回 , overallcount 16,631,055 回)
Recommended