2020/07/29
2020/07/28
【独占】完全オンラインで企業DXなど支援-ライズ・コンサルティング・グループの塩原氏
新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、完全オンライン型の企業変革コンサルティングサービスを提供する企業がある。ライズ・コンサルティング・グループだ。
ライズ・コンサルティング・グループが打ち出したのは「Online Business Transformation(OBX)」。①事業開発・再評価、②オペレーション改革、③コスト削減、④事業継続計画、⑤人材育成--という五つの企業変革サービスを完全オンラインで提供するというもの。
目次
AI・RPAなど業務効率化策を提案
特に、オペレーション改革として、リモートワークを前提としたシームレスな業務オペレーションを可能にするため、人工知能(AI)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)による業務効率化策の立案やツールの選定、実行計画策定とその後の導入支援などを提供している。
ライズ・コンサルティング・グループのマネージャーで、日本ディープラーニング協会(JDLA)のG検定、E資格を持つ塩原健人氏はこのほど、AVILEN AI Trendの取材に応じた。
主力のDX系に引き合い
――主力商品・サービスは?
総合コンサルですので、戦略・IT・業務改革・新規事業などを幅広くやっております。主力製品・サービスの1つとして、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のソリューションがあります。ベンダーではないので、IT系のツールやパッケージは持ってはいませんが、提案力や実行支援力、スピード感といったコンサルティング力全般に強みがあります。
特に近年、DXが流行していることもあって、弊社にもDX系の案件の引き合いを多くいただいている状況です。弊社では大手ファームや、シンクタンク系出身のメンバーも多数在籍していることから、そうした案件に、技術的にも深い理解を持って臨んでいます。
また、品質のみならず、柔軟性やスピード感についても、大手にも引けを取らないと考えております。直近でも、昨今のコロナ禍の影響を踏まえて、即座にオンライン・ビジネス・トランスフォーメーション(OBX)といったソリューションをリリースしました。プレスリリースを出したこともあって、各所から反響がございました。そういったDX関連のソリューションや、その開発・提案に至るスピード感が強みと考えています。
――ご自身の立場は?
NewTechに関するチームを弊社内で組んでおり、その中でも特にAIやRPAといったオートメーション周りを率いる立場です。今は社会人6年目で、新卒からの4年間はSEとして国内大手SIerで働いていました。システム開発に関わる傍らで、AIについても深く携わっていた経歴があるので、弊社参画後はそうした立場で推進をリードしております。
保険・金融・製造業など支援
――支援先は?
特に多いのは保険、金融、製造業界です。多様な業界にバランス良くご支援させていただいております。
まず課題の明確化・目標を深掘り
――顧客から最も多いニーズは?
「AIを使って何かやりたい」「どこにどうやってAIを使えるのか」といった漠然としたご依頼・ご質問が多いです。弊社はそういったご依頼をいただいた際、まずは課題の明確化に努めます。どういった課題があって、どういった目的でAIを導入したいのか、何を達成したいのか、といった部分からまず深掘りし、それに対して、今のAIの技術ならこういうことができます、という流れで進めることが多いです。
人材育成は自社カリキュラム・セミナー資料を提供
――ベンダーや人材育成の事業者などを紹介することもあると?
そうですね。導入の際に、ベンダーやAI系のテック企業との架け橋になることはあります。
人材育成については、弊社内部で人材育成のカリキュラムやセミナー資料、アカデミア資料などを作成しています。人材育成会社や企業との間に立つということはせず、弊社主導で人材育成をさせていただいている状態です。
資料はセミナーにお越しいただいた方に配布しています。
売り上げ順調に推移
――アピールしたいことは?
弊社では社員数、売り上げともに創業以来、順調に推移しております。それを実現しているビジネススタイル、ビジネスモデルも確立できていると考えております。
塩原健人(しおばら けんと)氏
マネージャー
|
Recommended