2020/05/13

2020/05/14

FRONTEO、AI解析の新型コロナ治療候補薬を公表ー「プラニケル」など

新型コロナ感染症関連

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FRONTEO(フロンテオ、東京都港区)は13日、自社開発の創薬支援AI(人工知能)システム「Cascade Eye(カスケード・アイ)」を使った新型コロナウイルス感染症の研究で得られた新型コロナの治療の候補薬(一部)を公開した。
新型コロナに感染した場合にウイルスの増殖を防ぐ候補薬として、全身性エリテマトーデス治療薬「プラニケル」を挙げた。

抗がん剤「カンプト」「トポテシン」

免疫機能に働き掛けて重症化を防ぐ候補薬は、抗がん剤の「カンプト」や「トポテシン」、降圧剤の「アーチスト」と「ニューロタン」、高微生物薬化合物「ルカンソン」、関節リウマチ治療薬の「アクテムラ」と「オルミエント」、抗凝固薬の「フサン」など。
FRONTEOは1日、「Cascade Eye」を使った新型コロナ研究で、約450種の既存薬の転用候補が判明し、このうち市販されている約400種が新型コロナの治療薬の候補としての活用が期待できると発表していたが、候補薬名は公開していなかった。

AI解析の感染症研究の解説動画

FRONTEOは13日、Cascade Eyeを使った新型コロナ研究に関する解説動画(全10回、週1回)の公開をスタート。この日公開した解説(第1回)は、FRONTEOのライフサイエンスAI CTOの豊柴博義氏が「FRONTEO~COMBAT COVID-19~①AIを活用した候補薬探索の概要」と題して解説した。
■公開予定タイトル(予定)
第1回 AIを活用した候補薬探索の概要
第2回 FRONTEOのAIを用いた候補薬探索手法
第3回 「Cascade Eye」によるCOVID-19探索
第4回 探索結果(1) NAT10阻害剤
第5回 探索結果(2) TOP阻害剤
第6回 探索結果(3) MUTYH
第7回 探索結果(4) JAK1阻害剤と人による探索
第8回 探索結果(5) SARSとCOVID-19の差
第9回 探索結果(6) 坑ウィルス剤について
第10回 感染症パンデミックに対するインテリジェンス
(totalcount 1,845 回, dailycount 5回 , overallcount 16,442,556 回)

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