2020/08/11

2021/10/02

E資格の難易度を、合格率と問題から徹底分析!

E資格

ライター:

E資格とは?について知りたい方はこちら

E資格(エンジニア資格, JDLA Deep Learning for ENGINEER)とは、日本ディープラーニング協会(JDLA)がG検定(ジェネラリスト検定)と並んで開催しているAI分野の資格試験である。
E資格では、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を有しているかを認定する。

本記事では、E資格の合格率や出題される問題から、その難易度を分析した。

合格率

E資格は過去に6回開催されている。各回の試験の受験者数と合格率は以下の通りだ。

合格率は毎回6割~7割後半である。これはE資格の受験にはJDLA認定プログラムの受講が必要であることが関係していると考えられる。
受験者はE資格の受験資格を得るために、JDLA認定プログラムを修了できるだけの知識と実装力を身に着けるため、試験自体の合格率はそこまで低くはないということだ。
その分、受験資格を得るのに苦労する資格であると言える。

 

問題

出題される問題の範囲は以下の通りだ。(E資格2022#1まで)
公式サイトでより詳細なシラバスを見ることができる。E資格2022#2(2022年8月26日・27日開催予定)以降は新しいシラバスが適用されると発表されているため注意が必要だ。

応用数学 線形代数
確率・統計
情報理論
機械学習 機械学習の基礎
実用的な方法論
深層学習 順伝播型ネットワーク
深層モデルのための正則化
深層モデルのための最適化
畳み込みネットワーク
回帰結合型ニューラルネットワークと再帰的ネットワーク
生成モデル
強化学習
深層学習の適応方法
開発・運用環境 ミドルウェア
軽量化・高速化技術

 

出題形式は多岐選択式。120分で100問程度が出題されることから、時間制限は厳しい。また、オンライン受験のG検定と違い、E資格は会場で受験する。G検定とは異なり試験中にテキストを見たり検索したりすることはできない。

問題の形式としては、

  • 知識問題
  • 数式を解く問題
  • コードの穴埋め問題

などが出題される。知識問題では、G検定でも出題されるような用語の意味を問う問題なども出題されている。ただしもちろんE資格の方が内容はより具体的で高度だ。コードについての問題では、Pythonを用いた実装の技術が要求される。numpyを用いた処理などはできるようにしておく必要がある。

しかし過去問は公開されておらず、試験内容の口外も禁じられているため、情報は少ない。ただしJDLA認定プログラムを受講すると、JDLAの例題集を入手できる。また、認定プログラムによっては独自に模擬試験や練習問題を用意している場合もある。やはり学習の基本はJDLA認定プログラムや、各種参考書の内容になるだろう。

難易度

結論として、E資格は、G検定よりも遥かに難しい。実装を含み、また認定プログラムの修了が条件となるため、受験のハードルが高いのが実情だ。合格ラインについて公式発表は無いが、2021#2での科目別平均得点率は以下のようになっている。

出題科目 平均得点率
応用数学 67.16%
機械学習 73.49%
深層学習 63.84%
開発環境 66.54%

65%程度という合格率を考慮すると、これらの平均得点率を合格ラインとして目安とするのが良いだろう。

【補足】E資格に関するまとめページはこちらから!

(totalcount 5,152 回, dailycount 42回 , overallcount 7,468,506 回)

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